ネイルファイル(爪やすり)の選び方|グリット数の目安と最初にそろえる3本

セルフネイル
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「爪やすりって、とりあえず1本あればいいのかな…」

セルフネイルを始めたばかりの方から、いちばんよく聞かれる質問です。実はネイルファイル(爪やすり)は、用途ごとに目の粗さが決まっています。合わないものを使うと、自爪が薄くなったり、ジェルが浮きやすくなったりします。

この記事では、グリット数(目の粗さを表す数字)の読み方と用途別の目安、最初にそろえたい3本をまとめました。読み終えるころには、売り場で数字を見て選べるようになりますよ。

ネイルファイルの「グリット数」とは?数字が小さいほど粗い

パッケージにある「180G」「240G」の数字がグリット数です。研磨する粒の細かさを表していて、数字が小さいほど目が粗く、よく削れます。

100Gは、硬化したジェルの表面を削り落とすための粗さ。これをそのまま自爪に当てると、あっという間に削れてしまいます。逆に240Gで硬いジェルを削ろうとしても、時間ばかりかかって進みません。

粗いほど便利、というわけではないんですね。削る相手に合わせて選ぶ。これが基本です。

用途別のグリット数の目安

使う場面目安のグリット数
ジェルの表面を削る(オフの下準備)100G前後
自爪の長さを短くする・形を作る180G
形の微調整・先端の断面を整える220〜240G
サンディング(ジェルの密着用に表面をくもらせる作業)220G前後のスポンジバッファー
自爪の表面を整える・つやを出すシャイナー(数字の表記がないことが多い)

自爪に直接当てるのは180G以上。これだけ覚えておけば、売り場で迷いません。ジェルを落とすときの全体の流れはジェルネイルのオフのやり方で解説しています。

セルフネイルで最初にそろえたい3本

  1. エメリーボード(180/240G)…紙製の自爪用ファイル。長さと形を整える基本の1本です
  2. スポンジバッファー(220G前後)…クッション性があり、爪の丸みに沿って当たります。サンディングや表面の段差消しに使います
  3. ジェル用ファイル(100/180G)…オフのときにトップジェルを削る用。半月型なら爪の根元まわりも削りやすいですよ

つや出しのシャイナーは、ジェルをお休みする日のケア用。最初の3本には入れなくて大丈夫です。爪の形そのものの作り方は爪の形の整え方にまとめました。


削りすぎを防ぐ4つのポイント

  1. 往復させず、一方向に動かす。行ったり来たりさせると、爪の先端が層になってめくれ、二枚爪の原因になります
  2. ファイルは爪の先端に対してやや下から当てる。真上から押しつけると、先端だけが薄く削れていきます
  3. 力を入れない。削れないと感じたら、力ではなくグリット数の粗いファイルに持ち替えます
  4. 削る前に爪を横から見る。先端が透けて見えるほど薄いなら、その日は長さを残しておきましょう

サンディングも同じで、表面全体のツヤが消えたら終わりです。削ることが目的ではなく、ジェルが密着する足がかりを作るのが目的。下準備の手順はジェルネイルのプレパレーションで詳しく説明しています。

ファイルの交換時期とお手入れ

紙製のエメリーボードは消耗品です。「前と同じ回数動かしているのに、削れる量が減った」と感じたら替えどき。数回の使用でへたるものもあれば、しばらく使えるものもあります。

使ったあとはダストブラシで削りカスを落としてください。金属製やガラス製、洗浄可の台紙のものは水洗いできます。ただし、しっかり乾かしてから収納を。湿ったままケースに入れると衛生的ではありません。

それから、ファイルは家族と共用しないほうが安心ですよ。爪の状態は人それぞれですから。

よくある質問

Q. 100円ショップのネイルファイルでも大丈夫ですか?

A. 使えます。ただしグリット数の表記がない商品も多く、自爪用なのかジェル用なのか見分けがつきません。数字が書かれているものを選ぶと、失敗が減ります。

Q. ガラスファイルはジェルを削るのにも使えますか?

A. ガラスファイルは自爪の長さを整える道具です。硬化したジェルを削り落とす用途には向きません。オフ用には100G前後のファイルを別に用意してください。

Q. 電動ネイルマシンがあれば手のファイルは要りませんか?

A. 要らなくはなりません。マシンは削る力が強く、慣れないうちは自爪まで削ってしまいがち。爪のきわや先端の微調整は、手のファイルのほうが加減しやすいです。

まとめ

  • グリット数は数字が小さいほど粗い。100G前後はジェル用、180G以上が自爪用
  • 最初にそろえるのはエメリーボード・スポンジバッファー・ジェル用ファイルの3本
  • 削るときは一方向へ。往復は二枚爪のもと
  • サンディングはツヤが消えたら終了。削り込まない
  • 削れ味が落ちたら交換。使用後は粉を落として乾かして保管する

自爪には180G以上、ジェルのオフには100G前後。この2つを覚えるだけで、削りすぎの失敗はぐっと減ります。まずは手持ちのファイルの数字を確かめてみてください。

ファイルの使い分けは、実はネイリストの技術の入り口でもあります。もっと本格的に学んでみたくなったら、ネイリストになるにはものぞいてみてくださいね。

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