ニュアンスネイルのやり方|きっちり塗らないからセルフ初心者でも失敗しにくい

セルフネイル
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「ワンカラーを塗るとどうしてもムラになる。でも細かいアートは自分には無理…」

そんな方にこそ試してほしいのが、ニュアンスネイルです。色や線をあえて不均一に置くデザインなので、きっちり塗る必要がありません。セルフでいちばん失敗しにくいアートだと思っています。

この記事では、現役ネイリストの私がサロンでやっている手順を、セルフ向けに落としこんで紹介します。覚えてほしいのは「ベースを1色塗ったら、固める前に色か線をひとつ足すだけでいい」という1点だけです。

ニュアンスネイルとは?「きっちり塗らない」が前提のデザイン

ニュアンスネイルとは、輪郭のはっきりしない模様やラインを爪にのせるデザインの総称です。ゆるいマーブル、くすみカラーの重ね、ミラーパウダーや金箔の部分使いなどが当てはまります。

フレンチネイルのように、左右対称のきれいなラインを求められません。むしろ10本の模様がそろっていないほうが自然に見えるデザインです。

ワンカラーだと目立ってしまう刷毛あとや厚みのムラも、ニュアンスネイルなら模様の一部として成立します。そもそもの塗り方から見直したい方は、ジェルネイルの塗り方もあわせて読んでみてくださいね。

初心者にニュアンスネイルが向いている3つの理由

1. ムラが失敗ではなく模様になる

ニュアンスネイルにはそもそも「正解の見た目」がないので、濃淡の差がそのまま味になります。

2. 買い足す道具がほとんどない

必要なのはベースジェル・カラー2色・トップジェル、そして先の細いもの1本だけ。細筆がなければ、つまようじや使い終わったアイライナーのブラシでも代用できます。

ベースジェルやカラーをまだ持っていない方は、塗って硬化するだけのワンステップジェル(1本でベース・カラー・トップを兼ねるタイプ)から始めると、道具が増えません。カラー展開が多いので、ニュアンスに使う2色も選びやすいですよ。

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3. 全部の指にやらなくていい

ニュアンスを入れるのは薬指と中指の2本だけ、残りはワンカラー。これでも十分まとまって見えます。10本すべてを凝ったデザインにすると、乾く前に時間切れになりがちです。

ニュアンスネイルのやり方|基本の4ステップ

STEP1 プレパレーション(爪の下準備)をする

甘皮まわりを整えて、爪表面の油分をふき取ります。ここを飛ばすと、どんなにきれいな模様を描いても数日で浮いてきます。

STEP2 ベースカラーを1色だけ塗る

ベースジェルを塗って硬化したら、土台になるカラーを1色のせます。ここは薄めでかまいません。むしろ厚く塗ると、次の工程で色が混ざりすぎてにごります。

色選びに迷ったら、ベージュ・グレージュ・くすみピンクのどれかが扱いやすいですよ。合わせ方はジェルネイルの色選びで詳しく解説しています。

STEP3 硬化する前に色を「崩す」

ここがニュアンスネイルの本番です。ベースカラーをまだ固めていない状態で、2色目を爪の3分の1くらいの範囲に置きます。そこへつまようじの先を1〜2回だけ通してください。

混ぜるのではなく、境目をほんの少しぼかすイメージ。動かす回数が3回を超えると、2色が均一に混ざって濁った1色になります。

形が決まったらライトで硬化します。硬化時間はジェルによって10〜60秒程度と幅があるので、お使いの商品の表示に合わせてください。

STEP4 トップジェルで段差を埋める

色を重ねた部分はわずかに盛り上がります。トップジェルはやや多めにとり、爪の中央にのせてから左右に流すと段差が目立ちません。仕上げに未硬化ジェル(表面に残るベタつき)をふき取れば完成です。

セルフでやりやすいニュアンスデザイン3種

1. ゆるマーブル(いちばん簡単)

ベージュの上に白を米粒ほど置き、つまようじで一筆だけ流す。それだけで大理石のような模様になります。白の量を増やすほど失敗しやすいので、少なすぎるかなという量から始めましょう。

2. ミラーパウダーの部分置き

爪全体ではなく、根元や爪の端にだけミラーパウダーをこすりつける方法です。全面に塗るより粉のムラが出にくく、爪が長く見えます。手順はミラーネイルのやり方で解説しているので、そちらを参考にしてください。

ミラーパウダーを持っていない場合は、こすりつけるタイプのミラー系アイテムを1つ足すだけで試せます。

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3. くすみカラー×細ライン

硬化したくすみカラーの上に、細筆でゴールドや黒の線を1本引くだけ。線はまっすぐでなくてかまいません。爪の端から端まで引かず、途中で止めるほうがこなれて見えます。

うまくいかないときに見直す3つのポイント

  1. 色を足しすぎている…3色以上使うと、どこを見せたいのかわからなくなります。ベース+1色に戻してみてください
  2. 線が太くなる…筆にジェルを取りすぎているサインです。筆の先をパレットの端でしごき、余分を落としてから描きます
  3. 表面がボコボコする…色を重ねた部分が厚いままです。カラーを薄く2回に分け、それぞれ硬化してから重ねると平らになります

ニュアンスネイルのよくある質問

Q1. マニキュアでもニュアンスネイルはできますか?

できます。ただしマニキュアは自然乾燥なので、色を置いてから模様を作れる時間が短めです。乾きはじめてから触ると筋が残るため、1本ずつ塗って、すぐ模様を入れて次の指へ進みましょう。

Q2. 色は何色そろえればいいですか?

まずは2色で十分です。ベージュやグレージュなどの肌なじみのいい色と、白かゴールドの明るい色。この組み合わせなら季節を問わず使えます。

肌なじみのいい色を1本ずつそろえたいときは、セルフネイル向けブランドの公式ショップだと色の見本が確認しやすいです。

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Q3. ワンカラーより持ちは悪くなりますか?

塗る回数が増えるぶん厚みが出やすく、根元が浮きやすくなることはあります。逆に言えば、1回ごとを薄く塗れば持ちはほとんど変わりません。

まとめ|足しすぎないことがいちばんのコツ

  • ニュアンスネイルは輪郭のぼやけた模様をのせるデザイン。左右対称でなくていい
  • 手順はプレパレーション→ベースカラー→硬化前に崩す→トップジェルの4ステップ
  • つまようじを動かすのは1〜2回まで。3回を超えると色が混ざって濁る
  • 使う色はベース+1色。ニュアンスを入れるのは2本だけでもまとまる

くり返しになりますが、ベースを1色塗ったら、固める前に色か線をひとつ足すだけ。それ以上さわらないことが、いちばんの近道です。まずは薬指の1本から試してみてくださいね。

こうして人の爪を整える作業が好きだと感じたなら、仕事にする道もあります。向き不向きが気になる方はネイリストに向いている人の特徴ものぞいてみてください。

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