セルフフットネイルのやり方|足の爪は手と何が違う?持ちを良くする手順6ステップを現役ネイリストが解説

セルフネイル
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「サンダルに合わせて自分でフットネイルをしたのに、1週間で先端が欠けてしまった…」

夏になると、こんなご相談をよくいただきます。実は足の爪は、手と同じ手順で塗ってもうまくいきません。厚み・油分・爪の小ささという3つの違いがあるからです。

この記事では、セルフでフットジェルネイルをするときの手順6ステップと、持ちを左右するコツをまとめました。先に結論をお伝えすると、足の爪は「表面の厚みをならす」「クリームの油分を落とす」の2つができていれば、持ちは大きく変わります。

足の爪と手の爪はここが違う|押さえたい3つのこと

1. 爪が厚く、表面のカーブがきつい

足の親指の爪は、手の指より厚く育っています。表面のカーブもきついので、そのまま塗るとジェルが中央に溜まり、両サイドが薄くなります。薄いところから欠けるので、先にファイル(爪やすり)で表面を軽くならして、平らな面をつくっておきます。

2. ボディクリームの油分が残りやすい

足はお風呂上がりにクリームを塗る場所です。その油分が爪の表面に残っていると、ジェルは密着しません。塗る日は、足の爪まわりにクリームを使わない。これだけで浮きがぐっと減ります。

3. 爪が小さく、サイドからはみ出しやすい

足の小指の爪は、幅が5mmほどしかない方もいます。手と同じ量をブラシに取ると、確実に皮膚へはみ出します。量は手の半分。薄く2回に分けて塗ると、小さい爪でもきれいに収まりますよ。

フット用に買い足すのは2つだけ

道具は手のジェルネイルとほぼ同じです。フットのために足すのは次の2つ。

  1. トゥセパレーター(足の指を広げるスポンジ)…100円ショップのもので十分です。指同士がくっついたまま塗ると、硬化する前に触れて表面が波打ちます
  2. 目の粗いファイル(180グリット前後)…厚い足の爪の長さを整える用。手用の細かいファイルだけだと、削るのに時間がかかります

見た目までこだわるならこのトゥセパレーター

機能だけなら100円ショップのもので足ります。ただ、フットネイルをする季節は素足で過ごす時間が長く、足元は自分でもよく目に入る場所。かわいいセパレーターを1つ持っておくと、塗っている時間そのものが楽しくなります。500円台から買えるので、最初の1つにしやすい価格帯ですよ。


ファイルは金属製が長く使えます

紙のファイルは、使うほど削る面が落ちて買い替えが必要になります。その点、金属製のダイヤモンドファイルは洗って何度でも使えるので、厚い足の爪を削る人ほど元が取れる道具です。

選ぶなら、粗い面と細かい面が両面についたタイプを1本。長さを整えるところから表面をならすところまで、これ1本でまかなえます。私もサロンではダイヤモンドファイルを愛用しています。消毒して繰り返し使えるので、紙のファイルには戻れなくなりました。


ベースジェル・カラー・トップジェル・ライトがまだそろっていない方は、ジェルネイルキットの比較記事で必要なものを確認してみてください。

セルフフットネイルのやり方6ステップ

STEP1 足を洗って完全に乾かす

お風呂上がりすぐは、爪が水分を含んでやわらかくなっています。この状態で塗ると、乾いたときに爪が縮んで浮きの原因に。お風呂から30分ほど置いてから始めます。

STEP2 長さと形をスクエアオフに整える

長さは、指の先から白い部分が1〜2mm見えるくらいで止めます。短くしすぎると靴に当たって痛みが出ます。形は角だけを軽く丸めた「スクエアオフ」に。サイドを深く削るのは避けてください。伸びたときに爪の角が皮膚に入り込みやすくなります。

STEP3 甘皮まわりの不要な角質を取る

足の甘皮は手より硬く、根元にこびりついた角質が残りがちです。ここにジェルがのると、数日で根元から浮きます。ウッドスティックで押し上げて、ガーゼで軽くこすり落とす程度で十分。無理に切らないでくださいね。

STEP4 表面の厚みをならす(フットで一番大事)

スポンジファイルで、爪の表面全体を数回なでます。目的は削ることではなく、ツヤを消して平らにすること。全体が均一にくもったら終わりです。中央の盛り上がりが強い親指だけ、少し多めにならすとバランスが取れます。

STEP5 削りかすと油分を拭き取る

消毒用エタノールかジェルクリーナーをコットンに含ませ、爪1本ずつ拭きます。ここから先は爪に素手で触らないこと。指で押さえた場所だけ浮いてくることが本当によくあります。下準備の詳しい手順はプレパレーション(爪の下準備)の記事にまとめました。

STEP6 ベース→カラー→トップを薄く重ねる

1回に取る量は手の半分。ベースを薄く塗って硬化し、カラーは2回に分けます。1回で色を出そうとすると、表面がボコッと厚くなって靴に当たったときに欠けやすくなります。

フットジェルの持ちを良くする4つのコツ

  1. トップジェルを爪の先端(エッジ)まで塗り込む…足の爪は靴の中で先端がこすれ続けます。先端の断面を塗り忘れると、そこから剥がれていきます
  2. 硬化はライトの角度を変えて2回入れる…足の指はライトの中で高さがそろいません。1回目のあと、親指だけ位置を変えてもう一度当てると固まり残りを防げます
  3. 爪の際(きわ)にジェルを溜めない…足の親指は爪が皮膚に深く埋まっています。際の溝に流れ込んだまま硬化すると、そこから浮いて水が入ります。ライトに入れる前に、ウッドスティックで一度なぞってください
  4. 保湿はネイルオイルを爪の根元に…ジェルの表面にクリームを塗り込む必要はありません

フットネイルを休んだほうがいいサイン

次のような変化があるときは、ジェルでふさがずに皮膚科で相談してください。ジェルで覆うと爪の状態が見えなくなり、気づくのが遅れます。

  • 爪が白や黄色に濁り、厚みが増している
  • 爪の先がボロボロと崩れる、粉っぽくなる
  • 爪のまわりが赤く腫れている、押すと痛む
  • 爪の角が皮膚に食い込んで痛い

足の爪は自分で見る回数が少ない場所です。オフのたびに、爪の色と厚みを確認する習慣をつけておくと安心ですよ。

「受診するほどではないけれど、爪のにごりやガサつきが気になる」という段階なら、足の爪まわり用のケアジェルを習慣に足す方法もあります。もちろん、痛みや腫れがあるときは、こちらより先に皮膚科へ。

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よくある質問

Q. フットジェルはどのくらい持ちますか?

足の爪は手より伸びるのがゆっくりなので、見た目には1か月半ほどきれいなままの方もいます。ただ、長く付けたままにすると爪の状態が確認できません。1か月〜1か月半でいったんオフする、と決めておくのがおすすめです。

Q. フットにはマニキュアとジェル、どちらが向いていますか?

数日のイベント用ならマニキュア、夏のあいだ塗り直したくないならジェルです。マニキュアは靴下の摩擦で先端が薄くなりやすい一方、落とすのが簡単。違いはジェルとマニキュアの比較記事で整理しています。

Q. オフはどうすればいいですか?

手順は手と同じで、表面のトップジェルを削ってからアセトンで溶かします。足は爪が厚いぶん、アルミを巻いて置く時間を少し長めに取ってください。詳しくはジェルネイルのオフのやり方をご覧ください。無理に剥がすと、薄くなった爪が靴の中で痛みます。

まとめ

  • 足の爪は厚くカーブがきついので、表面をならして平らな面をつくる
  • 塗る日は爪まわりにクリームを使わない。油分は浮きの最大の原因
  • 形はスクエアオフ。サイドを深く削らない
  • トップジェルは先端の断面まで塗り込む
  • 爪の濁りや厚みの変化があるときはジェルを休んで皮膚科へ

足の爪は、表面の厚みをならすことと、油分を落とすこと。この2つで持ちが変わります。まずは次の休みの日に、親指だけでも平らにならしてから塗ってみてください。仕上がりの違いに驚くはずです。

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