「自分で塗ったジェルネイル、光に当てると表面がボコボコして見える…」
サロンで仕上げてもらった爪はつるんと平らなのに、セルフだとどうしても凹凸が残る。現役ネイリストのayaです。お客様からも「何が違うんですか?」とよく聞かれます。
じつは原因のほとんどが、技術ではなく塗る量とタイミングにあります。この記事では、表面がデコボコになる5つの原因と、すでに固まってしまった爪を平らに直す手順をまとめました。
先に結論だけお伝えします。ジェルは「1回で仕上げよう」としないこと。薄く2回に分けて塗れば、表面は自然と平らになりますよ。
ジェルネイルの表面がデコボコになる5つの原因
原因1:一度に塗る量が多い
いちばん多いのがこれです。筆にたっぷり取ったジェルは、硬化するまでのあいだに重力で流れます。中央だけが盛り上がり、両サイドがへこんだ形になりやすい。
目安は、爪の根元に置いたジェルが自然に広がって、爪の8割くらいをカバーする量。「ちょっと足りないかな」と感じるくらいでちょうどいいんです。基本の塗る手順はジェルネイルの塗り方で詳しく解説しています。
原因2:筆で何度もなでている
ムラを直そうとして筆を往復させると、かえって筋が残ります。ジェルは半分固まりかけた状態でいじると、その跡がそのまま残るためです。
1本につき3〜4ストロークまで、と決めてしまうほうがきれいに仕上がります。表面の凹凸が小さなポツポツなら、原因は気泡かもしれません。その場合はジェルネイルの気泡を防ぐ方法も読んでみてくださいね。
原因3:カラージェルの撹拌(かくはん)不足
ボトルの底に沈んだ顔料やラメを混ぜずに使うと、濃い部分と薄い部分ができます。使う前にスパチュラで20〜30秒ほど、底からすくうように混ぜてください。ラメ入りやマグネットジェルは特に沈みやすいので念入りに。
撹拌には、ジェル用のスパチュラが1本あると便利です。
原因4:ベースの段差をそのまま埋めようとしている
ベースジェルの時点でボコついていると、上に何を重ねても凸凹は消えません。カラーやトップは「覆う」だけで、下の形はそのまま拾います。
ベースを塗ったら、ライトに入れる前に一度だけ爪を横から見る。段差の影が出ていたら、筆先で軽くならしてから硬化します。この確認だけで仕上がりが変わりますよ。
原因5:トップジェルが薄すぎる
表面をなめらかに見せているのは、トップジェルの厚みです。ケチって薄く伸ばすと、下の段差をそのまま写してしまいます。
トップだけは少し多めに置いて、自然に広がるのを待つイメージで。ただし盛りすぎると硬化のときに熱を感じやすくなるので、2回に分けるほうが安心です。それぞれの役割の違いはベースジェルとトップジェルの違いにまとめてあります。
トップジェルは、私がサロンで愛用しているクリストリオのベーシックワンがおすすめです。
固まったあとのデコボコを直す5ステップ
もう硬化してしまった爪も、やり直さずに整えられます。オフから始める必要はありません。
- 未硬化ジェル(表面に残るベタつき)を拭き取る。ワイプにエタノールを含ませ、一方向に一拭きします
- スポンジバッファーで表面を軽く削る。180〜220グリットくらいのものを使い、全体が均一に白く曇るまで
- ダストを払う。削りかすが残るとトップが密着しません
- トップジェルを薄く1層かけて硬化する
- 横から見て段差が残っていたら、2〜4をもう一度
削るのはトップの層だけです。カラーの色が出てきたら削りすぎのサイン。そこで止めて、トップをかけ直してください。
表面を整えるファイルは、こちらがおすすめです。
拭き取りに使うワイプと無水エタノールも、あわせて用意しておくと便利です。
やらないほうがいい直し方3つ
- 固まりかけの表面を筆で押さえる…筆の毛あとが凹みとして残ります
- 凸凹の上から一気に厚くトップを盛る…段差は埋まらず、硬化熱で熱く感じやすくなります
- 未硬化ジェルを拭かずに削る…バッファーが目詰まりして、削れずに表面が汚れるだけになります
よくある質問
Q. ぷっくりさせたいのですが、厚く塗ってはいけませんか?
厚みは「一度に」ではなく「回数」で出します。薄く塗って硬化、をくり返すほうが丸みが均一になりますし、途中で形を直せるのも利点。トップを2層かけるだけでも、ぷっくり感はしっかり出ますよ。
Q. セルフレベリングを待てば平らになりますか?
セルフレベリングは、ジェルが自分の重さで平らになろうとする性質のことです。塗ってから10秒ほど置いてライトに入れると、たしかに段差は落ち着きます。ただ置きすぎると爪の脇や甘皮まわりに流れ、そこから浮きやすくなるので注意してください。
Q. 削らずに直せる場合もありますか?
段差が浅ければ、トップを1層足すだけで目立たなくなります。判断の基準は光の当て方。爪を横から見て、はっきり凹凸の影が出るようなら削ってからのほうが早く済みます。
まとめ
- デコボコの原因で最も多いのは、1回に塗る量が多いこと
- 筆の往復は1本につき3〜4ストロークまで
- カラージェルは使う前に20〜30秒、底からすくって混ぜる
- ベースを硬化する前に、爪を横から見て段差を確認する
- 直すときはトップ層だけを削り、薄いトップを1層かけ直す
ジェルは「1回で仕上げよう」としないこと。薄く2回に分けて塗れば、表面は自然と平らになります。
次に塗るときは、ライトに入れる前に爪を横から見る。まずはこれだけ試してみてください。気づける凸凹が、思っているよりずっと多いはずです。


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