「セルフネイルの道具って、洗ったり消毒したりした方がいいの…?」そんな疑問を持ちながら、買ってから一度もお手入れしていない方は意外と多いです。
実は、道具にたまった汚れは仕上がりを悪くするだけではありません。ジェルの浮きや爪のトラブルにつながることもあります。この記事では、サロンでも行っている道具の消毒・お手入れ方法を、おうちでできる形にして解説しますね。
セルフネイルでも道具の消毒が必要な3つの理由
使い終わった道具には、爪を削ったときのダスト(削りカス)や皮脂が残っています。見た目がきれいでも、雑菌が増えやすい状態です。
- 汚れた道具で下準備をすると、ジェルが浮きやすくなる
- 浮いたすき間に水分や雑菌が入ると、爪のトラブルの原因になる
- 家族や友達の爪にも使う場合、汚れをうつしてしまう可能性がある
とくに注意したいのが、グリーンネイル(爪が緑色に変色するトラブル)です。原因と予防のポイントはグリーンネイルの原因と予防の記事で詳しく解説しています。
道具別のお手入れ・消毒方法
金属製の道具(プッシャー・ニッパーなど)
金属の道具は、使うたびにお手入れするのが基本です。手順は3つだけですよ。
- ティッシュでダストや汚れを拭き取る
- 消毒用エタノールを含ませたコットンで全体を拭く
- 水分が残らないよう乾かしてからケースにしまう
水分が残るとサビの原因になります。刃のあるニッパーは、けがをしないよう刃を閉じた状態で拭いてくださいね。
金属のプッシャーなら、内海とシャイニージェルが共同開発したメタルプッシャーがおすすめです。
ネイルファイル・バッファー
紙製のファイル(エメリーボード)は水洗いできません。使用後にブラシでダストを払い、削れにくくなったり汚れが目立ってきたりしたら交換します。
交換用のファイルは、自爪用のものを1本持っておくと便利です。
「ウォッシャブルファイル」と表記のあるものは水洗いできます。洗ったあとは、完全に乾かしてから保管しましょう。
ダストブラシ
ダストブラシは、中性洗剤でやさしく洗って大丈夫です。毛の根元に洗剤が残らないようすすぎ、風通しの良い場所で乾かします。なお、ジェル用の筆は水洗いすると傷むので、同じ方法では洗わないでください。
ダストブラシは、毛がやわらかいものが使いやすいです。
消毒にそろえるものは2つだけ
特別な道具は必要ありません。薬局で手に入るもので十分です。
- 消毒用エタノール(濃度がおよそ70〜80%のもの)
- コットンまたはキッチンペーパー
選ぶときは「消毒用」と書かれたエタノールにしてください。無水エタノールは濃度が高すぎて、すぐ蒸発してしまうため消毒には向きません。プラスチック製の道具は、エタノールで白く曇ることがあります。目立たない部分で試してから拭くと安心ですよ。
消毒用エタノールは、スプレータイプだと道具に吹きかけやすく便利です。
施術前後にセットで行う衛生習慣3つ
- 施術前に手を洗い、爪まわりの水分と油分を拭き取る
- 机にキッチンペーパーを敷いて作業し、終わったらダストごと捨てる
- 道具はその日のうちにお手入れして、フタつきのケースに保管する
施術前に爪表面の水分・油分を取り除く作業は、プレパレーション(爪の下準備)にもつながります。ジェルの持ちに直結する部分なので、ジェルネイルのプレパレーションのやり方もあわせて読んでみてください。
よくある質問
Q1. 除菌ウェットティッシュで代用してもいい?
手軽ですが、アルコール濃度が低い製品が多く、道具の消毒には物足りません。ネイル道具のお手入れには、消毒用エタノールを使うのがおすすめです。
Q2. お手入れの頻度はどのくらい?
金属製の道具は使うたびに拭きましょう。ファイルのダスト払いも毎回行います。削れにくくなってきたら、交換のサインですよ。
Q3. 100円ショップの道具でも同じお手入れでいい?
基本は同じです。ただし金属の質によってはサビやすいものもあります。乾燥をていねいにして、サビが出たら買い替えを検討してくださいね。
まとめ|道具の清潔はきれいな爪の土台
- 金属の道具は使うたびに消毒用エタノールで拭く
- 紙製ファイルは洗わず、ダストを払って消耗したら交換する
- そろえるのは消毒用エタノールとコットンだけで十分
- 施術前の手洗いと机の養生もセットで習慣にする
「金属はエタノールで拭く・ファイルは払って交換・施術前は手を洗う」。まずはこの3つから始めれば大丈夫です。道具が清潔だと、仕上がりも持ちも変わってきますよ。これから道具をそろえる方は、セルフネイル初心者ガイドも参考にしてくださいね。



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