「マニキュアを落としたら、爪が白っぽくカサカサになった…」「除光液の匂いが苦手で、落とすのがおっくう」。こんな経験はありませんか?
マニキュアは塗るのは楽しいのに、落とすときに爪を傷めてしまう人がとても多いです。原因のほとんどは、除光液の選び方と落とし方のクセにあります。
この記事では、現役ネイリストのayaが、除光液の種類の違い(アセトン入り・アセトンフリー)と、爪を傷めないオフの手順、落としたあとのケアまでをまとめて解説します。
マニキュアを落とすと爪が傷む3つの原因
よくある原因は次の3つです。
- ゴシゴシこすっている:色が落ちないからと強くこすると、爪の表面の薄い層まで一緒に削れます。二枚爪(爪の先が層になってはがれる状態)の原因になります
- 除光液を長時間つけている:除光液には油分を溶かす力があります。長く触れているほど、爪や周りの皮膚の水分・油分が奪われます
- 落としたあと何もしない:オフ直後の爪は乾燥した状態です。そのまま放置すると白っぽくなり、ささくれも増えます
除光液の選び方|アセトン入りとアセトンフリーの違い
除光液は大きく分けて2種類あります。どちらが良い・悪いではなく、使う場面で選ぶのがコツです。
アセトン入り:落ちが早く、濃い色・ラメ向き
アセトンは溶かす力が強い成分です。赤やネイビーなどの濃い色、ラメやグリッター入りのマニキュアもスムーズに落とせます。そのぶん乾燥しやすく、独特のツンとした匂いがあります。
「落とす回数が少ない」「濃い色やラメをよく使う」という人は、アセトン入りを短時間で使い、あとでしっかり保湿するほうが結果的に爪への負担は少なくなります。
アセトン入りの除光液なら、ラメもしっかり落とせるD-UPのネイルポリッシュリムーバーEXがおすすめです。
アセトンフリー:やさしいけれど、時間がかかる
アセトンの代わりに、別の溶剤を使ったタイプです。匂いが穏やかで、爪や皮膚の乾燥感も少なめです。ただし溶かす力は弱いので、濃い色やラメは何度も拭くことになりがちです。
「週に何度も塗り替える」「爪が薄くて乾燥しやすい」「匂いが苦手」という人に向いています。淡い色・薄づきのマニキュアと組み合わせると、ストレスなく使えますよ。
アセトンフリーの除光液は、こちらが使いやすいです。
なお、除光液で落とせるのはマニキュア(ポリッシュ)だけです。ジェルネイルは除光液では落ちないので、専用のリムーバーを使ってください。ジェルのオフ手順はジェルネイルのオフのやり方で解説しています。
爪を傷めないマニキュアの落とし方5ステップ
用意するものは、除光液・コットン・ウッドスティック(または綿棒)・ネイルオイルの4つです。コットンは薄めのものを爪の大きさに合わせてちぎっておくと、指の皮膚に除光液が広がりにくくなります。
STEP1:コットンに除光液をたっぷり含ませる
ケチって少なめにすると、落ちずにこする回数が増えます。コットンの表面がしっとり光る程度まで含ませてください。
STEP2:爪の上に置いて5〜10秒待つ
すぐ拭かず、コットンを爪に乗せて軽く押さえたまま数秒待ちます。マニキュアがふやけて、こすらなくても動くようになります。
STEP3:根元から先端に向かって一方向に拭く
往復させると、溶けた色が皮膚に広がって落としにくくなります。根元から爪先へ、すべらせるように1回で拭き取りましょう。落ち切らない場合は、コットンの新しい面で同じことを繰り返します。
STEP4:キワの残りはウッドスティックで
甘皮まわりやサイド(爪の両脇)に残った色は、除光液を含ませたコットンを巻いたウッドスティックや綿棒でなぞります。爪で引っかいて取るのは、爪と皮膚の両方を傷めるのでやめておきましょう。
ウッドスティックは、多めに入ったものを用意しておくと気兼ねなく使えます。
STEP5:手を洗ってネイルオイルで保湿する
オフが終わったら、除光液の成分を残さないように手を洗います。そのあとネイルオイルを爪の根元と両脇になじませてください。このひと手間で、白っぽさやささくれをかなり防げます。オイルの使い方はネイルオイルの使い方で詳しく解説しています。
ネイルオイルは、グロウンケアのキューティクルケアオイルがおすすめです。
濃い色・ラメが落ちにくいときの対処法
ラメ入りやグリッターは、粒がコットンに引っかかって何度こすっても残りがちです。そんなときは「コットンを爪に乗せたまま、アルミホイルで指先を包んで1〜2分置く」方法が効きます。除光液が蒸発せずに浸透するので、あとは軽く拭くだけで落ちますよ。
次に塗るときは、ラメの前にベースコートをひと塗りしておくと、オフがぐっと楽になります。塗り方の基本はセルフネイル初心者ガイドも参考にしてくださいね。
オフのあとに爪が白くなったときのケア
落としたあとに爪の表面が白っぽくなるのは、多くの場合「乾燥」です。爪の中まで傷んだわけではないので、あわてなくて大丈夫ですよ。
- オフした日は、寝る前にもう一度オイルかハンドクリームを塗る
- 次のマニキュアまで1〜2日あけて、素爪の日をつくる
- 白さが気になるなら、爪磨きでこするのではなく、ベースコートを1枚塗ってツヤを出す
爪磨き(バッファー)は表面を削ってツヤを出す道具なので、乾燥した爪に使うとさらに薄くなります。白さ対策には使わないほうが安心です。
よくある質問(Q&A)
Q. 除光液を使う頻度はどのくらいまでなら大丈夫?
A. 目安として週1回程度なら、保湿をセットにしていれば大きな負担にはなりにくいです。週に何度も塗り替える場合は、アセトンフリーを選び、オフのたびにオイルを塗ってくださいね。
Q. 除光液のシートタイプ(拭くだけのもの)は爪に悪い?
A. 成分は液体タイプと大きく変わりません。ただし1枚で何本も拭くと液が足りなくなり、こすりがちになります。1〜2本ごとに新しいシートに替えると、爪への負担を減らせます。
Q. 除光液で落ちないネイルがあるのはなぜ?
A. それはマニキュアではなく、ジェルネイルの可能性が高いです。ジェルはライトで固めるタイプで、除光液では溶けません。マニキュアとジェルの見分け方はジェルネイルとマニキュアの違いで解説しています。
まとめ|落とし方を変えるだけで爪はきれいに保てる
- 爪が傷む原因は「こする・長時間つける・保湿しない」の3つ
- 濃い色・ラメはアセトン入り、頻繁に塗り替える人や乾燥しやすい人はアセトンフリー
- コットンに含ませて5〜10秒置き、根元から先端へ一方向に拭く
- ラメはアルミホイルで包んで浸透させる
- オフのあとは手を洗ってネイルオイルで保湿する
マニキュアは「除光液を含ませて数秒置いてから拭き、最後にオイルで保湿する」だけで、爪を傷めずに落とせます。次にオフするときは、こする前に5秒だけ待ってみてくださいね。


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