ネイルチップの付け方|取れにくくするコツとサイズの選び方を現役ネイリストが解説

セルフネイル
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「大事な日のためにネイルチップを用意したのに、お昼にはもう1本ポロッと取れていた…」

こんな経験、ありませんか。チップが外れると「接着剤の量が足りなかったのかな」と考えがちです。でもサロンでお客様のお話をうかがっていると、原因はもっと手前にあることがほとんど。サイズ選びと、付ける直前のひと手間です。

この記事では、ネイルチップが浮く原因、自分の爪に合うサイズの選び方、取れにくくする付け方の手順をまとめました。読み終わるころには、1日つけっぱなしでもヒヤヒヤしない付け方がわかります。

ネイルチップが浮く・取れる3つの原因

1. 爪の幅とチップの幅が合っていない

いちばん多いのがこれ。チップが自爪より少しでも大きいと、両サイドが浮いた状態で接着されます。指先が何かに当たった瞬間、その浮きから一気に外れてしまいます。

逆に小さすぎるチップも危ないもの。接着できる面積が足りず、根元から回転してズレていきます。

2. 爪の表面に油分が残っている

手を洗っただけでは、爪表面の油分は落ちきりません。ハンドクリームを塗った直後なら、なおさら接着力は下がります。付ける直前に消毒用エタノールでさっと拭くだけでも、持ちは変わりますよ。

3. 甘皮が爪に乗ったままになっている

甘皮(爪の根元の薄い皮)が爪に乗っていると、その分だけ接着できる面積が減ります。根元から浮く原因になりやすいところ。処理の手順は甘皮ケアのやり方で解説しています。

サイズの選び方|10本すべて別サイズと思って選ぶ

ネイルチップは、親指から小指まで幅が全部違います。さらに右手と左手でも微妙に差があるもの。「だいたいこのくらい」で選ぶと、必ずどこかが浮きます。

  1. 爪のいちばん幅が広い部分(横幅)を定規で測る
  2. その数字に近いサイズのチップを1本ずつ選ぶ
  3. 迷ったら大きめを選ぶ
  4. はみ出した分はファイルで削って合わせる

大きめを選ぶ理由はかんたんで、削れば小さくできても、大きくはできないからです。市販のチップセットは幅の違う10〜12サイズが入っているものが多いので、必ず1本ずつ合わせてくださいね。

チップを乗せたとき、両サイドの皮膚に食い込まず、なおかつ自爪が横からはみ出していない状態が正解です。

ネイルチップの付け方 STEP1〜5

STEP1 サイズを合わせる

全10本を仮置きし、大きい分をファイルで削ります。左右がわからなくならないよう、指の順に並べておくと安心。

STEP2 爪の形と甘皮を整える

爪の長さを短めにそろえ、甘皮を押し上げます。自爪が長いままだと、チップの先に力がかかって浮きやすくなります。長さと形の整え方は爪の形の整え方を参考にしてください。

STEP3 油分を拭き取る

消毒用エタノールをコットンに含ませ、爪の表面を一方向に拭きます。ここから先は、爪の表面を指で触らないようにしましょう。

STEP4 接着する

チップの裏側に接着剤をつけ、爪の根元側から45度くらいの角度で当てます。そのまま前に倒すように密着させると、空気が入りにくくなります。真上から押し付けるのはNG。

STEP5 1本ずつ10秒押さえる

接着したら、指の腹で10秒ほど押さえます。この10秒を省くと、数時間後に根元から浮いてくることが多いです。

固定方法3種の使い分け

接着に使うアイテムは主に3つ。外したあとの自爪への負担と、持ち時間が変わります。

固定方法持ち時間の目安向いている場面注意点
粘着グミ(シール型)数時間〜1日結婚式・撮影など1日だけ水や汗に弱い
両面テープ半日〜1日はじめて使う人厚みでサイズ感が変わる
ネイルグルー2〜3日イベントが連日続くとき外すときに自爪を傷めやすい

はじめての1セットなら、粘着グミか両面テープから試すのがおすすめ。外すときの負担が軽く、失敗してもやり直せます。

サイズ選びと油分オフができていれば、あとはチップそのものの作りで持ちが変わります。日本製で6サイズから選べるものなら、削って調整する手間も少なめ。下のデザインは1セット10本で2,350円(税込・2026年8月時点)、ネイルチップ用の両面テープが2回分ついてくるので、届いたその日に試せます。

取れにくくする5つのコツ

  1. 付ける当日は、手にハンドクリームを塗らない
  2. チップの裏側も一度エタノールで拭く
  3. 接着剤は中心だけでなく、根元と両サイドまで行き渡らせる
  4. 付けたあと30分は水に触れない
  5. 髪や体を洗うときは、爪の先ではなく指の腹を使う

グルーを使うときは、量を欲張らないことも大切です。厚く塗るほど外すときに削る量が増え、自爪が薄くなりやすくなります。

外し方と、繰り返し使うための保管

粘着グミや両面テープなら、ぬるま湯に5分ほど指を浸してからゆっくり浮かせます。無理に引っ張ると自爪の表面が一緒にはがれることがあるので、焦らないでくださいね。

グルーで付けた場合は、専用リムーバーかアセトンで接着面をゆるめてから外します。

外したチップは接着剤の残りをきれいに取り、指ごとに分けてケースへ。次に使うときのサイズ合わせが不要になります。

よくある質問

Q. お風呂や水仕事のときも付けたままで大丈夫ですか?

A. 粘着グミと両面テープは水に弱く、ふやけて外れやすくなります。長風呂や食器洗いの前は外すのが無難。グルーで付けた場合も、長時間の水仕事でゆるむことがあります。

Q. サイズが大きいとき、削ってもいいですか?

A. 大丈夫です。チップの両サイドをファイルで少しずつ削り、自爪の幅に合わせます。一度に削らず、爪に当てながら調整してください。

Q. 一度使ったチップは何回くらい使えますか?

A. 素材と外し方によりますが、丁寧に外して保管すれば数回は使えます。接着面が白く曇ってきたり、ふちにひび割れが出たら替えどきです。

ほかのデザインも見てみたい方は、ネイルチップ専門店ミチネイルをのぞいてみてください。サイズ展開が細かく1本ずつ合わせやすいので、この記事のサイズ選びがそのまま活かせます。

ネイルチップ専門店ミチネイル

まとめ

  • 取れる原因の多くは、サイズ・油分・甘皮の3つ
  • チップは10本すべて別サイズと思って、1本ずつ合わせる
  • 迷ったら大きめを選び、ファイルで削って調整する
  • 付ける直前に消毒用エタノールで油分を拭き取る
  • 接着後は1本ずつ10秒押さえる

ネイルチップは「1本ずつサイズを合わせること」と「付ける直前の油分オフ」で、取れやすさがほとんど決まります。接着剤を足すより、この2つを見直すほうが近道です。

セルフネイル全体の流れをまだつかめていない方は、セルフネイル初心者ガイドから読んでみてください。次のイベントは、指先を気にせず過ごせるはずです。

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