マットネイルのやり方|いつものトップジェルにマットコートを重ねてムラなく仕上げる5ステップと、ツヤが戻る原因3つを現役ネイリストが解説

セルフネイル
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「ツヤツヤのジェルネイルもいいけど、たまにはマットな質感にしてみたい」「マットコートを塗ったのに、ムラになって安っぽく見える…」。そんな声を、サロンでもよく聞きます。

マットネイルは、ツヤを消してすりガラスのような質感に仕上げるデザインです。特別な道具はいらず、いつものトップジェルの上に「マットコート」(ツヤ消し用のトップジェル)を薄く重ねるだけで完成します。ただし、塗り方と硬化のコツを外すと、ムラやツヤ戻りが起きやすいのも事実です。

この記事では、現役ネイリストのayaが、マットネイルに必要なもの、5ステップのやり方、ムラや汚れを防ぐコツをまとめました。持ち帰ってほしいのは「薄く均一に塗って、表示どおり硬化する」の1点だけです。

マットネイルとは?ツヤ消しで質感が変わるデザイン

マットネイルは、いつものトップジェルの上に、ツヤの出ないマットコートを重ねるだけのデザインです。マットコートはそれ自体にトップジェルほどの強度がないので、トップジェルを塗らずに置き換えるのではなく「いつもの仕上げにプラスする」のが基本です。カラーは同じでも、光を反射しなくなるので落ち着いた印象になります。

とくに相性がいいのは、秋冬に人気のくすみカラーや深い色です。ボルドーやカーキをマットにすると、ベルベットのような雰囲気が出ます。逆に、パステルやクリアはマットにすると少しぼんやり見えるので、慣れてから試すのがおすすめですね。

マットネイルに必要なもの

  • マットコート(マットトップジェル):ツヤ消し用のジェル。いつものトップジェルの上に重ねて使います
  • いつものジェル一式:ベースジェル、カラージェル、トップジェル、UV/LEDライト
  • 拭き取り用のクリーナーとワイプ:拭き取りが必要なタイプのマットコートを使う場合

マットコートには「ノンワイプ(拭き取り不要)」と「拭き取りタイプ」があります。初心者には、硬化したらそのまま完成のノンワイプが扱いやすいですよ。拭き取りタイプは、未硬化ジェル(表面に残るベタつき)をクリーナーで拭くことでマットになります。どちらか分からないときは、容器の表示を確認してくださいね。

ちなみに私がサロンで使っているのは、TOY’s×INITYのノンワイプマットコートです。拭き取りなしでしっかりマットになるので、初心者の方にも扱いやすいですよ。

マットネイルのやり方5ステップ

STEP1:ベース・カラー・トップジェルまでいつもどおり仕上げる

下準備からトップジェルまでは、通常のジェルネイルと同じです。カラーは2度塗りしてしっかり硬化し、いつものトップジェルも塗って硬化しておきましょう。マットコートはトップジェルほどの強度がないので、ここでトップジェルを省くと持ちが落ちます。また、カラーにムラがあると、マットにしたときにかえって目立ちます。基本の塗り方はジェルネイルの塗り方で解説しています。

STEP2:トップジェルの上にマットコートを「薄く」全体に塗る

ここが一番のポイントです。硬化したトップジェルの上に、マットコートを重ねます。マットコートは、ツヤありのトップよりも厚みのムラが目立ちます。筆にとる量を少なめにして、爪の中央から先端へ、次に左右へと1回ずつなでるように塗ってください。厚く盛ると、部分的にツヤが残ったり、白っぽい筋が出たりします。

STEP3:エッジ(爪の先端)にも塗る

先端の断面にも薄く塗っておくと、先端だけツヤが残る違和感がなくなります。塗り残しは剥がれの原因にもなるので、忘れずに。

STEP4:表示どおりの時間で硬化する

硬化時間は製品ごとに違うので、容器やパッケージの表示に従ってください。硬化が足りないと、表面が均一にマットにならず、まだらなツヤが残ります。指をライトの奥まで入れ、親指は別で硬化すると失敗が減りますよ。

STEP5:拭き取りタイプなら未硬化ジェルを拭く

拭き取りタイプは、硬化後にクリーナーを含ませたワイプで表面を一方向にさっと拭きます。往復でこすると、拭きムラがそのまま模様になってしまうことがあります。ノンワイプならこの工程は不要です。拭き取りのコツは未硬化ジェルの拭き取り方も参考にしてくださいね。

マットネイルがムラになる・ツヤが戻る3つの原因

1. 厚塗りで部分的にツヤが残っている

もっとも多い原因です。厚い部分はマット感が弱く、薄い部分との差がムラに見えます。直すときは、表面を軽くファイルで曇らせてから、もう一度薄くマットコートを塗って硬化してください。

2. 硬化不足でまだらになっている

ライトの端に指があったり、時間が短かったりすると、その部分だけツヤが残ります。心当たりがあれば、追加で硬化するだけで改善することも多いです。そもそも固まらないときの確認手順はジェルネイルが固まらない原因にまとめています。

3. 皮脂やハンドクリームでツヤが戻っている

マット面は細かい凹凸で光を散らしています。そこに油分がつくと凹凸が埋まり、一時的にツヤっぽく見えます。これは失敗ではなく、石けんで手を洗えばマット感が戻ります。ハンドクリームは爪を避けて塗るか、塗ったあとに爪だけ軽く拭くと安心ですよ。

マットネイルをきれいに保つコツ

  • 色移りに注意:マット面は凹凸があるぶん、デニムや化粧品の色がつきやすいです。ついたら早めにクリーナーで拭き取ってください
  • ツヤ戻しはファイルで:長く使ってツヤが出てきたら、目の細かいスポンジファイルで表面を軽くなでると復活します
  • ツヤありに戻したいとき:上から通常のトップジェルを塗って硬化すれば、オフせずにツヤありに変えられます

持ちそのものは、ツヤありのジェルと大きく変わりません。浮きや剥がれを防ぐ基本はジェルネイルを長持ちさせるコツで解説しています。

初心者でもできるマットネイルの楽しみ方

全部の爪をマットにするのが基本ですが、慣れてきたら次のアレンジもおすすめです。

  1. ツヤとマットのミックス:5本のうち薬指だけツヤあり、ほかはマットにするだけで一気におしゃれに見えます
  2. マットフレンチ:先端のフレンチ部分だけツヤありのトップを重ねると、質感の違いで柄が浮き上がります
  3. ラメの上にマット:ラメを一段落ち着かせて、砂糖をまぶしたような「シュガーネイル」風になります

マットネイルのよくある質問

Q. マットコートがなくても、マットにできますか?

A. 通常のトップジェルを硬化したあと、スポンジファイルで表面全体を軽くこすればマット風になります。ただし、削りムラが出やすく、持ちも少し落ちます。きれいに仕上げたいならマットコートを1本用意するのがおすすめです。

Q. マニキュアでもマットにできますか?

A. できます。マニキュア用の「マットトップコート」を、いつものトップコートの代わりに塗るだけです。ジェルと違って、マニキュアは置き換えで大丈夫ですよ。ジェルより手軽なので、まず質感を試してみたい人にはこちらも向いていますよ。

Q. マットネイルは汚れやすいと聞きましたが、本当ですか?

A. 表面に細かい凹凸があるぶん、ツヤありよりは色移りしやすいです。濃い色のデニムや新しい化粧品に触れたあとは、早めに爪をチェックする習慣をつけると安心です。

まとめ:薄く塗って規定どおり硬化すればマットネイルは失敗しない

  • マットネイルは、いつものトップジェルの上にマットコートを重ねるだけでできる
  • ムラの原因は「厚塗り」「硬化不足」「油分」の3つ
  • 薄く1回でなでるように塗り、エッジまで塗って表示どおりに硬化する
  • ツヤが戻ったら手を洗う、またはスポンジファイルで軽くなでれば復活する
  • 薬指だけツヤありにするミックスなら、初心者でも簡単におしゃれに見える

マットネイルは、薄く均一に塗って規定どおり硬化すれば、初心者でもきれいに仕上がります。いつもの仕上げにマットコートを1本足すだけなので、次のセルフネイルでぜひ試してみてくださいね。

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